答えられない質問

 あっという間にブログ当番が回ってきてしまった。

 新型コロナウイルスの影響から時間に余裕ができて、いつもより4人ともゆっくり考えることができそうだし、こんな日々の記録もかねて少しずつ綴っていけたらそのうち面白いものが出来上がるかなあと思いブログを始めてみましょうと提案すると、普段興味のないことには本当に食いついてこない3人が満更でもなさそうな感じ。始める前からすでに手応えみたいなものを感じた。

まる

 1週間に1度更新目標で、4人で当番を回すので1ヶ月に1度のペースでブログを書くことになる。ゆっくり考えられると思っていたのに、気がついたら4週間が通り抜けていた…。文章を書くことにあまり苦手意識はないけれど、これは自分の日記ではないからあまりにもプライベートなことを書くのもどうなん、とも迷う。何書こう。

 あんまり他の3人みたいな音楽の話はできないけれど、最近ふと思い出した話がある。
 何年か前にとあるバンドに参加することになったとき、顔合わせと初めてのリハーサルに参加した後、バンドメンバーの人に「どんな音楽がルーツなの?」と質問されたことがある。こういう質問、なんて答えたらいいのかわからないくらいにはわたしは音楽を聴いていないと思う。こんな音楽に完全に影響を受けました、という確固たるものがパッと思いつかない。

 もちろんいろんなアーティストと曲にたくさん影響は受けてきている(はず)だけど、そのときもなんて答えたらいいかわからなくて振り絞った答えは「童謡ですかねえ」だったと思う。どんなリアクションが返ってきたのかは忘れたけど、その後は特に会話は続かなかったような気がする。

 でも童謡とか唱歌とかわらべ歌って、確かにわたしにとっては小さいときに一番聞こえてきた音楽だったはず。親が好んで聴いていたのも唱歌とか歌謡曲が多かった記憶があるし、どこかに出かけるときに車の中で流れていた音楽も唱歌とかあとは南こうせつだったりグレープだったりのフォークソングばかりだった。(その当時の)今どきな音楽はあんまり覚えていない。

 もっと遡って中学生の頃に、友だち何人かで話をしていたとき、「わたしも音楽が好き」と言ったら、「えー!そんなん音楽好きって言わんやろ!」と言われたことがある。

つづく(6時前に起きて活動していたら今睡魔がすごいので、一旦ここまで)

seizo