2020夏

夏の始まりから夏の終わりまでが、今まででいちばんあっという間だった。

お盆の帰省もなければ高校野球もない、かろうじてすいかとかき氷は食べた今年の夏。

お盆を過ぎれば夕焼けからなんとなく秋の気配。まだまだ暑いけど毎日少しずつ影は伸びていく。

今週は珍しく週7で夜予定があって、普段ひとりでのんびりしていることの多いわたしにとってはなかなか心構えなければいけないスケジュールだった(ブログもこうして1日遅れて書いている)。

何もないようで何かしらあった夏。猛暑日が連日続く中、みんながマスクをつけている異様な夏。

年末に振り返れば、今年撮った写真は大体マスク姿になっているんだろうな。

今年の夏、頑張ったこと。
部屋の床と床との隙間を木屑とボンドを混ぜたパテでコーキングしたこと。
普通フローリングの板と板の間は埋まってるはずだけど、私の部屋は元々住んでいた人が自分で床張りをしていて、
その当時新品の木材を使っていて木の水分が出切っていなかったのか、縮んでしまって間が結構開いている。
きっと張った当時はぴったりだったんだろうな。
まだ終わってはいない。これが終わるまで夏は終わらせない。

今年の夏、まだやりきれていないこと。
みんなでワイワイ花火。
花火大会みたいな人の多いところに出かけるのは苦手だけど、友人たちと近所で花火するのは楽しい。
これが終わるまでは夏は終わらせない。

今年の夏、おいしかったもの。
喫茶大力の吟醸かき氷と、阪神の冷麺(夏季限定)。あと実家から送られてきた松任の梨と金沢すいか。
なんとなくもういちじくやぶどうも出回り始めて、この点ではもういつ秋が来てもいいなと思ってる。

なんだかんだしっかりと夏を暮らしていたと思う。

〽︎

ここまで書いて寝落ちしてしまった。
すでに1日遅れて書いていたのに。

先週、UGがブログを執筆するにあたって何かテーマがないかと連絡が来た。

特に理由があるわけではないけど、「白について」「月について」「煙草と暮らしについて」を提案した。

当たり前だけど、文章の書き方も文章の内容も人によって全然違う。特にUGの文章はなんだかユニークというのか個性的というのか(あんまりしっくりする言葉が出てこない)、誰が書いたか見なくてもああこれUGが書いたなとわかる文章だと思う。

きっとわたしが提案したテーマも、わたしが想定しないようなことで書いてくれるだろうなと思ってたし今も思ってる。

単なる思いつきだけど、同じテーマを三者三様ならぬ四者四様で書いても面白そうだな〜。
そこから人となりが浮き彫りになりそう。

夏を添えて締めます

seizo