夜のクラブやバーで、たまに見かける人がいる。いつもいるわけじゃない。たまにいたり、いなかったり。いるときは、大体いつも誰かと楽しそうにしゃべっている。そうかと思うと、どこか寂しそうな顔をして、一人で静かに音楽に聴き入って […]
カテゴリーアーカイブ: UG
『コーヒー・アンド・シガレッツ』とレンタル屋の思い出
かつて自分が影響されてきた映画を人に勧めようとしても、今ではアクセスの容易でない場合が多くて困る。最近だと主流はサブスクなのだろうけど、選択肢が少ない。人におすすめの映画を尋ねられても、その限られたタイトルの中から相手の […]
あたらしい音楽を作っているので
ここに書くべきことがありません。 音楽の世界で会いましょう。
近況雑記—チェルシー・アナログ・hyunis1000
10月11日に元町のカレー屋「PUB CHELSEA」でUG Noodleとしてのソロ・ライブがあった。同店にて個展を開いているイラストレーター・mannaさんとの共同企画で、同じく元町のお店である「1987」のDET […]
ポピュラー音楽の政治性
音楽を作るとき、われわれはその音楽がわれわれ自身の個人的あるいは集団的な政治的立場を代弁していると言えるだろうか。端的に言えば「音楽に政治性は必要か?」ということだ。 このような問いを投げ出しておきながら、わたし自身 […]
照らす月・映す月・欲望される月
夏も盛りを過ぎ、少しずつ日も短くなり、夕暮れ時には若干の涼しさも感じられるような季節になってきた。来たる秋には空気も乾き、やがて中秋の名月(今年は10月1日だそう)が天高く昇る。秋は月を愛でる季節。遠出の叶わなかった今年 […]
全体主義はどこからくるのか
ナチス・ドイツ政権下でユダヤ人排外政策の任にあったアイヒマンは、戦後の国際裁判で毅然とした役人らしい態度を貫き、傍聴人を驚かせたという——彼は、自分はあくまで上からの命令を合法的に実行したに過ぎないとする主張に終始した […]
sumahama? 前史おぼえ書き
僕はここで、みずからが歴史を語るという行為を通じて、自分自身がsumahama?という現象をどのように記憶しているのかを発見したい。 sumahama?の活動がはじまったのは、2018年の2月だったか3月だったか、元 […]